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あいおいニッセイ同和損保の法人保険の強みは?主な商品の特徴について

法人向けの損害保険会社を紹介

法人向け 損害保険

このページでは、あいおいニッセイ同和損保のおすすめの法人保険について詳しく解説します。

法人向けの自動車保険の契約をご検討されたことのある方は、あいおいニッセイ同和損保の保険商品について耳にしたことがあるかもしれません。

確かに自動車保険が人気の高い保険会社ではありますが、あいおいニッセイ同和損保は、実は他にも法人向けに特化した保険が充実しており、総合保険、業務災害補償保険や賠償総合保険など事業活動のさまざまなシーンで役立つ法人保険を取りそろえています。

今回は、自動車保険、損害保険に注目して、あいおいニッセイ同和損保のおすすめの保険商品を紹介していきますので、ぜひ法人保険に契約する際の参考にしてみて下さい。

保険会社 あいおいニッセイ同和損保の保険商品は?

あいおいニッセイ同和損保は、あいおい損保・ニッセイ同和損保・三井住友海上グループが経営統合した事業を行う保険会社です。

あいおいニッセイ同和損保では、個人の保険としてTOUGHシリーズ、法人保険としてはTOUGHBizシリーズの保険を展開しています。地域密着型の経営を行っており、国内ではトヨタグループや日本生命グループとパートナーシップを組んで事業展開を積極的に進めている会社です。

おすすめの法人保険商品紹介

ここからは、あいおいニッセイ同和損保のおすすめの法人保険商品を、下記の順で5つ紹介します。

  1. タフビズ事業用自動車総合保険
  2. タフビズ事業活動総合保険
  3. タフビズ業務災害補償保険
  4. タフビズ賠償総合保険
  5. タフビズグローバルPL保険

では、早速見ていきましょう!

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険

まずは、あいおいニッセイ同和損保の法人向け自動車保険から説明していきます。

【おすすめの法人保険商品1】タフビズ事業用自動車総合保険

あいおいニッセイ同和損保の法人向け自動車保険には、「タフビズ事業用自動車総合保険」があります。

この法人保険では、対人賠償責任・対物賠償責任に対する補償、自分の人身傷害に対する保障、自分の車に対する補償を受けられるというのが大きな特徴です。

対人賠償責任保険

対人賠償責任保険では、事故の際に相手を死傷させた場合に保険金がおります。

特徴として、事故の相手方との示談交渉は、保険会社であるあいおいニッセイ同和損保が行ってくれるので、負担軽減につながるでしょう。また、対人賠償責任保険で補償されない「自動運転システムの欠陥」による事故であっても、被害者を救済するための費用が支払われる場合があります。

保険金額については、自賠責保険で支払われる金額を超える部分を差し引いた残りの金額を支払ってもらえます。ただし、契約金額による上限を設けると補償がカバーできない場合もあるので、保険金額は無制限に設定して契約しておくほうが無難でしょう。

また、対人賠償責任保険では、下記の2つの特約が用意されています。

  • 対人臨時費用特約
  • 対歩行者等傷害特約
対人臨時費用特約

対人臨時費用特約では、他人を死亡させ法律上の損害賠償責任が発生したときに、弔問・葬儀参列の際の弔慰金などの臨時費用を支払ってもらえる特約です。金額は、被害者1人あたり20万円までが支払われます。

対歩行者等傷害特約

対歩行者等傷害特約は、対人賠償責任保険で補償されない相手方の過失分も補償してもらえるものです。

事故の相手が歩行者や自転車に乗車中の人だった場合、事故の責任割合について相手と揉める可能性があり、事故の解決まで長い時間がかかってしまう場合があります。

このような場合に、あいおいニッセイ同和損害保険が相手方の過失分を含んだ損害額を補償してくれるため、事故の相手にも納得してもらいやすくなります。

対物賠償責任保険

次に、対物賠償責任保険ですが、自動車事故によって相手方が所有している財物を損壊させてしまった場合に保険金が支払われるものです。

相手方との示談交渉や修理工場との打ち合わせ、損害額の調査は、あいおいニッセイ同和損保が行ってくれます。対物賠償責任保険で補償されない「自動運転システムの欠陥」による事故であっても、被害者を救済するための費用を支払ってもらえるので安心です。

注意点として、自動車事故による対物賠償責任は巨額の損害額が発生してしまうこともあるので、保険金額は上限を設けずに無制限に設定して契約することも検討するのが良いでしょう。

対物賠償責任保険には、対物超過修理費用特約もつけることが可能で、1事故1台につき上限50万円までが支払われます。事故の相手方の車を修理する費用が、時価額を上回ってしまっていたときなどに役立つでしょう。

人身傷害保険

ケガに対する補償としては、人身傷害保険があります。自動車事故によって、契約している被保険者が死傷した場合に保険金が支払われるものです。労働者災害補償制度から給付があるときには、その給付額を差し引いた金額が支払われることになります。

人身傷害保険には、自動車事故特約・搭乗者傷害特約・自損傷害特約・無保険車傷害特約もつけられるので、自動車事故のさまざまなケースに対応することができるでしょう。特に、普段から搭乗者がいる場合には搭乗者傷害特約をつけて契約しておくことが大切です。

車両保険

車両保険は自動車事故によって車両が損壊したときに、車両保険金額を上限として保険金が支払われます。あて逃げや盗難、いたずらといった部分の補償もカバーしているので、いざというときに安心です。

ただ、地震・噴火・津波による車両の損壊については保険金が支払われないので、注意をしておきましょう。

車両保険についてもさまざまな特約をつけることができ、全損時諸費用特約・新車特約・買替時諸費用特約・車両超過修理費用特約・車両保険無過失事故特約などがあります。

企業・団体見舞費用特約

タフビズ事業用自動車総合保険には、企業・団体見舞費用特約をつけることも可能です。この特約は事前承認を受けることが前提となっているものの、対人・対物事故が起こった場合に負担した見舞金などに対して保険金が支払われるものです。

ほかにも費用の補償としては、弁護士費用等特約・搭乗者傷害事業主費用特約・運送業者受託貨物賠償特約・事業用積載動産特約などがあります。会社が使用する事業用車両の目的を踏まえたうえで、どのような特約の契約が必要かを検討してみましょう。

トラブルサポート

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険では、事故や故障・トラブルが起こったときのサポートも行っています。

レッカー現場急行サポートや、クイック修理サービスなどのロードサービスが充実しているのが特徴です。また、自動車が使えなくなってしまったことによって発生した宿泊費用や帰宅費用も補てんしてくれます。

修理後の搬送費用・引取費用もカバーしてくれるので、事故が発生した後の対応も安心できるといえるでしょう。

自動車保険まとめ

  • 対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険の4つの保険で自動車リスクをカバー。
  • 「自動運転システムの欠陥」による事故に対しても費用も補償の対象になります。
  • 法人保険をかける際のポイントは、保険金額は上限を設けず、無制限に設定しておくこと。

あいおいニッセイ同和損保の損害保険

つぎに、あいおいニッセイ同和損保の損害保険について説明していきます。

【おすすめの法人保険商品2】タフビズ事業活動総合保険

あいおいニッセイ同和損保の「タフビズ事業活動総合保険」は、会社が所有する建物や動産(商品・製品・設備・什器など)が損害を受けたときに補償を受けられるものです。

「ワイドプラン」「ベーシックプラン」「エコノミープラン」の3つのプランから選択することができ、補償内容や保険料が異なります。

ワイドプランはほかのプランと比べて補償範囲が広く、特に盗難補償が充実しているのが特徴です。商品の盗難も補償されますし、さらにワイドプランのみ「業務用現金盗難拡張補償特約」をつけることができます。

タフビズ事業活動総合保険の基本的な補償内容は、休業補償や賠償・費用の補償、その他の補償に分けられます。

休業補償は思いがけない事故によって休業せざるを得ないときに保険金が支払われる仕組みです。支払われる保険金は、「補償日額×(休業日数-控除する日数)」に営業継続費用保険金と営業再開時臨時費用保険金※を加えた金額となります。

営業継続費用保険金とは、仮店舗・仮事務所の賃借費用や害虫によって割高となった費用、営業を継続するために必要となる費用を補てんしてくれるものです。

営業再開時臨時費用保険金は、復旧期間終了後の30日以内に支出した臨時費用を補てんしてもらえます。

次に、賠償・費用の補償ですが、これは思いがけない事故によって賠償責任やそれに伴う費用が発生してしまったときに保険金が支払われるものです。

賠償・費用の補償については、主に特約でカバーされます。

賠償責任等補償特約

賠償責任等補償特約は、施設賠償責任・個人賠償責任・被害者治療費等をカバーしてくれる特約となっています。

さらに、補てんの幅を拡充したいときには、受託物賠償責任補償特約・弁護士費用等補償特約をつけることも可能です。基本的な補償だけでは不安という場合には、事業の実情に合わせてそれぞれの特約をつけてみるのも良いでしょう。

被災設備等修復サービス

被災設備等修復サービスでは、火災などで被害を受けた建物・機械・設備の汚染調査や汚染除去を火災復旧専門会社が行ってくれます。

これは、火災による煙・すす・サビ・腐食性ガスなどによる損傷を被災前の状態に復旧して、早期に事業の再開を手助けしてくれる仕組みです。緊急処置費用補償特約に自動付帯されるサービスなので、必要に応じて検討してみましょう。

タフビズ事業活動総合保険まとめ

  • 会社が所有する建物や動産が損害を受けたときに補償を受けられる
  • 3つのプランから選択できるが、ワイドプランがもっともおすすめ
  • 被災設備等修復サービスで、火災などによる被害を受けた際のサポートが充実している

【おすすめの法人保険商品3】タフビズ業務災害補償保険

あいおいニッセイ同和損保のタフビズ業務災害補償保険は、業務上で起こる労働災害に備えるものであり、労災保険でカバーできない部分を補てんする意味合いがあります。

業務災害補償保険には、「ワイドプラン」「ベーシックプラン」「エコノミープラン」の3つがあり、それぞれ補償内容や保険料が異なるものです。各プランにはオプション補償をつけることが可能で、医療費用補償保険金・入院時一時補償保険金・長期療養補償保険金・フルタイム補償・休業補償保険金などがあります。

経営者・人事労務担当者向けのサポート

この法人保険の特徴的なところは、経営者や人事労務担当者向のサポートサービスを展開している点です。

人事労務担当者向けには「メンタルヘルスサポート」があり、労災で増加傾向にあるメンタルヘルス問題の解決に向けて支援をしてもらえます。臨床心理士などの専門家のアドバイスを受けられるので、実務面でよりきめ細やかなサポートを行っていけるでしょう。

経営者向けのサポートサービスは「経営セカンドオピニオン」と呼ばれるもので、法律・税務・人事労務などの相談に乗ってもらえます。弁護士・税理士・社会保険労務士といった専門家がアドバイスしてくれるので、経営上の悩みを早期に解決していけるでしょう。

タフビズ業務災害補償保険まとめ

  • 労災保険でカバーできない業務上の労働災害を補償。
  • 経営者や人事労務担当者向けにサポートサービスがある。

【おすすめの法人保険商品4】タフビズ賠償総合保険

あいおいニッセイ同和損保のタフビズ賠償総合保険は、経営を取り巻くさまざまな賠償リスクに備えるための保険です。

たとえば、店舗の配管から水漏れが起こり階下の他人の店舗やお客さまに損害を与えた、物品の納品中に誤って他人にけがをさせたなど、思いがけない事故などによって賠償責任を問われる場合があるでしょう。そのようなときに、賠償総合保険に契約しておけば安心です。

タフビズ賠償総合保険では、「ワイドプラン」と「ベーシックプラン」の2つのプランがあり、ワイドプランのほうが補償範囲は広くなっています。争訴費用や被害者の治療費を補償してくれたり、施設・業務遂行・生産物などに関する賠償責任を補償してくれたりするものです。

また、オプション補償として賠償責任の補てんでは、使用者賠償責任補償特約・雇用慣行賠償責任補償特約・借用不動産損壊補償特約があります。一方、利益・費用の補てんでは、食中毒・特定感染症利益補償特約やリコール費用拡張補償特約があります。

特に、リコール費用拡張補償特約は、3000万円までの補償額に加えて、対人・対物事故の恐れがあるリコールの範囲まで補てんを行ってくれます。

タフビズ賠償総合保険まとめ

  • 施設・設備などの管理の補償、業務遂行の補償、生産物の補償をカバーする法人保険。
  • プランは2つあるが、ワイドプランの方が補償範囲が広い。

【おすすめの法人保険商品5】タフビズグローバルPL保険

あいおいニッセイ同和損保のタフビズグローバルPL保険は、海外でのPL事故への備えるための法人保険です。

輸出した製品の欠陥によって、海外で事故が発生してしまった場合などの損害賠償リスクに備える保険だといえます。製造業に限らず、小売業などでも販売した商品が海外に渡ってしまい、賠償責任が発生してしまうリスクに備えておく必要があるでしょう。

タフビズグローバルPL保険では、海外の販売業者は自動的に補償対象となります。被害者に一番近い距離にいるのは、海外においては販売業者であるため、このような補償がついているのです。

タフビズグローバルPL保険は、過去に輸出した製品も補償対象となるので、法人保険に加入する前の輸出品に対するリスクもカバーできます。

また、製品が部品として組み込まれている他社の完成品を壊してしまった場合であっても、補償の対象となります。

国内のPL保険では補償の対象外となっている部分も補ってくれる点は、大きなメリットだといえるでしょう。

さらに、事故が発生してしまった際の回収費用についても補償されます。対人・対物事故である場合には、5万米ドルを上限としてリコール費用も補償の対象になります。

製品を海外へ輸出することで事業が成り立っている業種においては、製造物責任による損害賠償リスクは押さえておく必要があります。仮に、PL保険に加入していなければ、製品に事故があった場合の補償の影響で経営が急速に悪化してしまう可能性があるでしょう。

国内のPL保険で補償される範囲をよく見極めたうえで、海外も補償対象とした法人保険への契約を検討することが大切です。

タフビズグローバルPL保険まとめ

  • 海外でのPL事故へ備えるための法人保険。
  • 過去に輸出した製品や、自社の製品が組み込まれた他社の完成品を壊した場合も補償される。
  • PL事故が発生してしまった際の回収費用についても補償される。

損害補償は法人保険に契約してリスクヘッジ

あいおいニッセイ同和損保は、法人向けの保険商品が充実している保険会社です。特に自動車保険では、さまざまな事故に対応できる保険商品となっているので、自動車を使った事業を展開している会社にとっては、加入を検討するべき保険会社だといえます。

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険では、自動車の使用目的やゴールド免許の有無などによって、保険料の割引サービスも行っています。また、法律や税金といった電話相談サービスにも取り組んでいるため、何かと頼りがいのある会社だと言えるでしょう。

法人保険への契約を検討するときには、複数の保険会社に見積書を依頼して比較してみることが大切だといえます。いざというときの保険なので、じっくりと時間をかけて検討してみましょう。

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