法人向けの賠償責任保険について

法人保険の種類

会社(役員)向けの賠償責任保険の必要性と、おすすめ紹介

経営者のあなたへ。こう考えてはいませんか?

「本当に会社役員用の賠償責任保険って必要なのか?」と。

結論から答えます。
「会社役員用の賠償責任保険はとても大切です!」

この記事では下記のことを紹介していきます。

・会社役員用の賠責保険に入るべき根拠
・賠償責任の内容やメリット等
・おすすめの賠償責任保険

これらを通して、会社役員用の賠償責任保険についての理解を深めて頂き、加入を検討して頂ければと思います。

それではどうぞ!

役員を賠償責任から守る会社保険、別名D&O保険とは?

まず賠償責任保険とは、個人が何かの過失で他人を怪我させた時などに補償をしてくれる保険のことです。
そして会社役員用の賠償責任保険は、上記の内容に近いですがまたスタンスが変わってきます。

簡潔に説明すると、会社役員が業務を行っている最中に損害を出した時、補償金額の上限までの金額を補償してくれる保険です。

もうこれだけ聞いてもメリットが大きいと感じるかもしれませんが、次でさらに会社役員向けの賠償責任保険に入るべきポイントについて詳しく説明していきます。



会社役員向けの賠償責任保険に入るべき理由

■会社の役員は責任の範囲が広いから

会社役員には主に3方向への責任が求められます。

○会社に対する責任
⇒・会社役員として、注意をして業務にあたる責任
・会社と同じ商売を個人で行ってはならないという責任
・会社に物を売ってはいけない責任
・会社に保証人になってもらってはいけない責任
・他の会社役員を監視しなければならない責任


○株主、取引先に対する責任
⇒・会社に損害を与えた場合の責任
・部下などが不当な取引などを行った場合の管理の責任

○公的機関に対する責任
⇒・法律を侵さないようにする責任

このように、会社役員には多くの責任がつきまといます。
自分のミスではなく、部下がミスをした時も監督不行き届きとして責任を取らなくてはなりません。

なので賠償責任保険への加入が大切といえます。

また、経営を行う上で挑戦というものはつきものです。時には挑戦によりミスをすることもあるでしょう。
その時の備えとしても賠償責任保険というものは大切です。


主な補償分類は4つに分かれる

主な補償内容としては、下記があります。

■役員に関する補償
⇒・法律上の損害賠償金、争訟費用を補償
・その他の役員費用を補償

■会社補償に関する補償
⇒・会社役員が出した損害を会社が補償した場合の補償費用を補償

■会社に関する補償
⇒・有価証券に虚偽の内容があった時の損害賠償金、争訟費用を補償
・不祥事発生後の各種費用を補償

■その他の補償
⇒緊急費用などの補償

このように、会社役員の責任に対して幅広く補償可能な保険であると言えます。


賠償責任保険のメリットとデメリット

会社役員向けの賠償責任保険に入るべき理由と、補償についてお話してきました。
ここでは補償以外のメリットと、賠償責任保険自体のデメリットについてご説明させて頂きます。


メリットは2点

■争訟費用が勝敗に関わらず賄える
⇒基本的なイメージとして、争訟を行って敗訴となった場合に保険にて補償されるというのがあると思いますが、実は勝訴の場合でも争訟費用として補償が出ます。

しかし、ここで注意しておかなければならないのは訴訟する対象によっては賠償責任保険が適用されないということ。
役員に対して訴訟を行う対象は下記の3パターンあります。

・会社が自社の会社役員に対して訴訟を行うパターン
・株主から会社役員に対して訴訟を行うパターン
・取引先などの第三者から会社役員に対して訴訟を行うパターン


会社が自社の会社役員を訴訟したパターンに関しては基本的には保険の適用がされません。このポイントに関しては覚えておきましょう。

■賠償責任保険の保険料は全額損金計上が可能

会社役員の賠償責任保険は損金計上が可能なため、課税の対象外です。よって賠償責任保険料は経費としてカウントし、補償を受けることが可能になります。


デメリットは1点

デメリットは賠償責任保険の補償を得られない可能性があるということです。
補償を得られないケースに共通しているのは、被保険者に何らかの過失があるということです。

例として、次のようなものがあります。

・被保険者が犯罪を犯した場合
・被保険者が不当に利益を得ていた場合
・被保険者が法律を破った場合

当然かもしれませんが、過失を犯した場合の補償はありません。
この点はよく覚えておきましょう。


会社役員向け保険は節税にも効果的?

タイトルの疑問について、まずはお答えします。
損害賠償責任の保険は、節税という観点からはあまり効果がありません。

基本的に節税の仕組みとしては、保険料を損金として扱い返戻金の出口戦略を決めて課税対象にしないようにするという考え方です。
そのため、返戻金のある生命保険を用いて節税を行うことが多いのです。

そのような目的がメインの生保に比べ、損保は補償メインのため節税に関するメリットは薄いです。
もちろん返戻金もないところが圧倒的です。

ただし、前にも書いたように会社役員の賠償責任保険の保険料は全額損金計上が可能です。
よって補償を経費で賄うことができるため、メリットは大きいといえます。


おすすめ保険ベスト3

ここまで会社役員向けの賠償責任保険に関して大枠を説明してきました。

「内容はわかったから、おすすめはどこなの?」と思われている方もいらっしゃると思うので、ここで管理人が選ぶ賠償責任保険のベスト3を発表します。


1位 三井住友海上 D&O保険

1位は三井住友海上のD&O保険。とにかく多くの特約が自動で付きため、補償範囲の幅が広いです。

保険の適用範囲は全世界、小会社も対象にできる上、契約日から10年前までの事例についても補償が可能です。
またコンサル費用やセクハラ、知的財産等に関する賠償責任も補償可能な賠償責任保険となっております。


2位 東京海上日動 D&Oマネジメントパッケージ

2位は東京海上日動のD&Oマネジメントパッケージ。この保険の特徴は、会社から自社の会社役員への賠償責任も補償してくれるということ。この点は大きなメリットです。

その他には、社外役員や役員の家族に対しては追加の支払いや、社内調査の費用などの補償が可能です。


3位 AIU保険 MRP(マネジメントリスクプロテクション保険)

3位はAIU保険のMRPです。この賠償責任保険の特徴的な内容としては、社内調査費用を補償してもらえるということ。
子会社も同様に、不祥事が起きた時に事実の調査などの費用が負担されます。

不祥事が起きた後の反省を行う上で適した保険と言えます。


このおすすめは、補償内容をメインとして紹介してきました。気になるのは月々の保険料だと思いますが、見積もりが必須のようです。
興味を持たれた会社役員用の賠償責任保険の会社に、是非お問い合わせ下さい。


まとめ:リスクヘッジの面からD&O保険は検討すべし

ここまで会社役員向けの賠償責任保険について説明しましたが、いかがでしたか?
最後にポイントを振り返ってみましょう。

・会社役員向けの賠償責任保険は役員の責任の重さの観点から加入するべき
・争訟費用や賠償責任保険料を損金にできる点でメリットがある
・賠償責任保険は節税としての効果は薄め
・会社役員への補償内容は損保の会社によるので確認する

会社役員向けの賠償責任保険は、経営上のリスクヘッジの為とても大切な保険だと言えます。
しかしもっと大事な点として、リスクヘッジを行うことでどんどん攻めた経営をできるというのが一番大きいと思います。

あなたの経営をサポートする上で、会社役員向けの賠償責任保険加入を検討されてはいかがでしょうか?
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